過酷さでは屈指のレースである真夏の鈴鹿8耐。2025年優勝候補筆頭のHRC CBR1000RR-Rが見事に優勝し、4連覇を達成しました!そして、参戦マシンにはWRSウインドスクリーンが採用され、タフなレースにおいてもその高い性能・耐久性を証明することができました!
■ 2025年鈴鹿8耐、HRC CBR1000RR-Rが4連覇達成!
皆様こんにちは、iMotorcycle Japanです。
毎年夏のモータースポーツシーンを熱く盛り上げる一大イベント ― 鈴鹿8時間耐久レース(鈴鹿8耐)。2025年も灼熱の鈴鹿サーキットで、3日間にわたり熾烈なバトルが繰り広げられました!
鈴鹿8耐は、ライダーの技量・体力やマシン性能はもちろん、エンジニアやメカニックの精緻な手腕、そしてなんといってもチームの戦略など、総合力が問われる舞台。 8時間という長丁場の中で、あらゆる要素が限界まで試され続けます。

今年の鈴鹿8耐では、iMotorcycle Japanで取り扱うイタリアブランドの「WRS」が優勝候補筆頭のHRC CBR1000RR-Rにウインドスクリーンをサポート。過酷なレースを共に戦いました。

そして前評判通り、Johann Zarco(ヨハン・ザルコ)選手と高橋 巧選手のコンビが8時間の激戦を制し、見事、総合優勝を成し遂げました!今年優勝したことで、HRCは鈴鹿8耐4連覇!また、高橋 巧選手は通算7勝目を達成しました!
■ CBR1000RR-Rを操る熟練のコンビ
今回のHRCは、世界選手権の経験豊富な現役MotoGPライダーのザルコ選手とHRCライダー高橋 巧選手の布陣。

ザルコ選手は、近年、MotoGPで苦戦の続くホンダにおいて、安定したスピードを見せ続けるベテラン。一方の高橋 巧選手は鈴鹿8耐で数多く優勝を成し遂げ、8耐マシンのCBR1000RR-Rの開発にも深く携わってきた8耐マイスターです。熟練コンビの布陣で臨んだ鈴鹿8耐でした。

ザルコ選手はトップ10トライアルでコースレコードを更新し、ポールポジションを獲得。最高のポジションからスタートした高橋選手は、序盤から安定感のあるスピードでレースの主導権を握りました。レース終盤には数度のセーフティーカー導入による波乱もありましたが、HRCは揺るがぬ戦略で対応し、最大のライバルであるヤマハレーシングチームとの一騎打ちを制し、堂々の勝利を飾りました!
■ HRC 鈴鹿8耐仕様 CBR1000RR-R&WRS
HRCの鈴鹿8耐仕様のCBR1000RR-Rは、一切の無駄を排した高い戦闘力を誇ります。
マシンには高性能かつ耐久性に優れた厳選パーツのみが採用され、そのウインドスクリーンに選ばれたのが「WRS」です。

▲ 高橋 巧選手
現代の1000ccのレーシングバイクは時速300km/hオーバーの速度域でも、マシンを安定させる必要があり、ウインドスクリーンをはじめとしたエアロダイナミクスパーツの重要性が増しています。
WRSはMotoGP、WSBKなど、世界選手権においても多くのチームが採用。トップカテゴリーで培った空力設計を投入し、ライダーとマシンの一体感を生み出す形状を実現しています。空気抵抗を低減し、直線スピードだけでなくコーナリング中の安定性にも寄与します。

▲ WRS - ウインドスクリーン (レースハイタイプ) CBR1000RR-R / SP '20-25
HRCのCBR1000RR-Rに装備されたWRSはクリアタイプ。8耐のようなナイトセッションのあるレースでは、視界の良さはライディングへの集中に大きな効果を発揮します。

わずか2mmという薄さが実現するWRSの透明度の高さは、数あるウインドスクリーンブランドの中でも随一です。また、薄型であるにも関わらず、高い柔軟性があり、耐衝撃性にも優れています。
実際に今回の8耐でも、音を上げることなく、評判通りのタフさを見せてくれました。
CBR1000RR-R用のWRSは、スモークタイプもラインナップされ、使用環境やお好みによって選択可能です。WRSのウインドスクリーンは全てアメリカ運輸省DOT規格(DOT626)認定を受けており、安全性・耐久性の面でも世界基準をクリア。サーキットからストリートまで幅広い環境において、使用可能な製品です。
■ HRC CBR1000RR-R 鈴鹿8耐4連覇の偉業
毎年、過酷さ極まる鈴鹿8耐ですが、2025年大会はHRCにとって試練の連続でした。
例年通りの酷暑に加え、三人目のライダーとして出走予定だったWSBKのIker Lecuona(イケル・レクオーナ)選手が怪我で欠場。さらに、代役として選ばれたXavi Vierge Zafra(チャビ・ビエルゲ)選手も手続き上の理由により参戦できず…。 様々な逆境を跳ねのけ、二人体制で戦い抜いた末の優勝は、ライダーやチーム、そしてファンの皆様にとって格別な喜びとなったことでしょう。

そして、レースでの勝利は、ライダーやチームの力だけでなく、マシンを構成する一つひとつのパーツの性能にも支えられています。

空気抵抗を減らし、ライダーの負担を軽減し、視界を確保する ― 今回のHRCの4連覇、高橋 巧選手の鈴鹿8耐V7という快挙の陰にも、WRSウインドスクリーンの存在がありました。
iMotorcycle Japanは、これからもイタリア製にこだわった“本物”のパーツを皆様にお届けします。レース活動で鍛えられた高性能と、イタリアならではの美しいデザインを兼ね備えたWRSの魅力を、ぜひご自身のマシンでも体感していただけたらと思います。
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