T-MAX560へSprint Filterを取り付けてみました!!

T-MAX560へSprint Filterを取り付けてみました!!

人気急上昇中の高性能エアフィルター、Sprint Filter。今回、2024年式のTMAX560へ装着してみましたので、その様子をご紹介いたします。大容量の空気を効率的に供給でき、エンジンのパフォーマンスアップに効果的なSprint Filterを是非お試しいただければと思います!

エンジンパフォーマンスに影響を及ぼす「空気」

皆様こんにちは、iMotorcycle Japanです。

急激に冷え込んできた今日この頃ですが、寒さに負けず、オートバイに乗っておられるライダー様も多いのではと思います。寒くなってきてオートバイのエンジンが回るフィーリングが変化したかな?と敏感に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

空燃比(吸入される空気と燃料の比率)という点でいうと、エンジンが吸気できる空気の体積は変わらずとも、冬場の方が空気密度が高くなる分、吸気の実質量が多くなりますので、燃料噴射の増量補正を伴い、エンジンがより良く回る方向になるのが一般的です。 エンジンのフィーリングが変わったように感じるのもその影響かも…。

sprint filter

エンジンのパフォーマンスに大きな影響を及ぼす「空気」ですが、今回のブログは空気の取り入れ口に備わっているエアフィルター、高性能エアフィルターとして有名なSprint Filterの話題です♪

Sprint Filterのキホン

燃料と空気の理論的な最適バランスは燃料1に対して空気14。エンジンを動かすためにはそれなりに大容量の空気が必要とされています。特にエンジンの高負荷、高回転域においては、いかに空気を十分供給できるかがポイントの一つです。エンジンの持つ能力を十二分に発揮させるためにも、高性能なエアフィルターを装備してあげたいものですね。 

iMotorcycle Japan取り扱いのSprint Filiterはノーマルのエアフィルターよりも多くの吸気量を確保できる高性能なエアフィルターです。交換するだけのお手軽な作業によって、よりエンジンの能力をフルに発揮させてくれる、おすすめエアフィルターです。

 

sprint filter p08

Sprint Filterにはオンロード向け~オフロード向け / ストリート向け~レース向けまで幅広いラインナップがありますが、その内、日常使いに適したストリート向けの「P08タイプ」を2024年式のヤマハTMAX560に装着してみましたので、ご紹介したいと思います♪

sprint filter p08 spec

TMAX560へSprint Filterを取り付け!

TMAX560のエアフィルターは大変アクセスしやすい場所に位置しています。跨った際の膝間下のリッドを取り外す(トルクスT25サイズのタッピングスクリュー×2)と、すぐにエアボックスが現れます。「YAMAHA」文字のエアボックスの蓋は4本のプラスのタッピングスクリューで固定されています。

tmax air filter box

タッピングスクリューを取り外すとすぐ見えるところにエアフィルターが…。(スクリューを取り外す際にはカウルの内側に落とさないようにくれぐれも慎重に)

tmax normal air filter

エアフィルターは先に取り外したエアボックスの蓋で押さえているだけですので、手前側に引き出すことで車体から分離できます。

ノーマルのエアフィルター(↓左、3000km走行後)とSprint Filiter P08(↓右

tmax normal filter and sprint filter

ノーマルのエアフィルターは表面積こそ広めであるものの、フィルター部分の凝縮感が非常に高く、汚れをろ過する性能は高そうですが、通気性はそれなりな印象です。

対するSprint Filiter P08は薄い一枚のオレンジ色のポリエステル繊維からなっており、見るからに通気性の良さが漂っています。わかりやすく分解、拡大してみたのが下の画像。

sprint filter p08 detail

印象としては極薄のスクリーン。この極薄のフィルターが1秒間に5,050リットル(1㎡あたり)もの大量の空気を通気させることを可能にしています。因みにこの数値は、一般的に流通しているガーゼを重ねたタイプのリプレイスメントフィルターを大幅に上回る通気量です。

また、エアフィルターとしてもう一つ大切な役割である汚れをろ過する性能については、80ミクロンの大きさの異物をシャットアウト。通気性を向上する代わりに犠牲になりがちなろ過性能もきちんと両立しています。

加えてSprint Filterはフィルターオイルを塗布する必要のない乾式タイプで、表面に汚れが付着したらエアブローで吹き飛ばすだけ。専用のクリーナーも不要で、手入れが容易なのも嬉しいポイントです。

ノーマルのエアフィルターを取り出したのと逆の手順でSprint Filterをエアボックス内部に差し込み、蓋をすれば交換完了です!

tmax sprint filter p08

実際に作業してみると、TMAX560への装着手順はとても簡単でした♪ 

今回交換手順をご紹介したのは2024年式のTMAX560ですが、取り付けしたP08タイプのエアフィルターは2020年~2024年式のTMAX560に適合しており、いずれのTMAXにもさほど違わない手順で取り付けが可能です。

2020年~2024年式TMAX560用のその他のラインナップは、

砂塵が舞うような過酷な走行条件での防塵性能を高めた「P14タイプ14ミクロンの粒子をろ過する優れたエンジン保護性能と、1,800リットル/平方メートル秒の吸気量を実現)」↓

tmax sprint filter t14

レースなど競技をより意識し、吸気効率を最大化させた「P08F1-85タイプ(15,000リットル/平方メートル秒以上という非常に優れた吸気量を実現、耐水性も装備)」↓

tmax sprint filter  P08F1-85

その他の年式のTMAXへの適合はこちらをご覧ください♪

おすすめのリプレイスメントフィルター、Sprint Filter!

Sprint Filterは、

  • 車種専用設計で安心取り付け&豊富なラインナップ!
  • 圧倒的な吸気効率でエンジンのパフォーマンスアップに貢献!
  • 均一な網目構造を持つフィルターは吸入空気を理想的に整流!
  • 汚れや異物がエンジン内部に吸入されないよう適切にブロック!
  • 汚れが付着したらエアブロー。専用のクリーナーやフィルターオイルも不要な簡単メンテでOK!

と多くの優れた特徴を持つおすすめの高性能エアフィルターです。

sprint filter

今回、TMAX560へ装着後に感じたのは、エンジンのかかり具合、アイドリングの安定感、ふけ上りのスムーズさなどが目立ってシビアになるようなこともなく、大変安定したパフォーマンスを発揮してくれたことです。

これは結構重要なことで、特にエンジン関連のパーツをカスタマイズしていくと、晴れている日は絶好調なのに雨の日がいまいち…など限定された範囲での性能向上と引き換えにエンジンの動作が敏感になって、日常的な使い勝手が損なわれたりすることもしばしばありますが、ことSprint Filterには無縁な様子でした♪

メーカーのスペックシートからだけでは読み取れない発見でしたが、実際に取り付けて判ることも多々ありますので、今後も様々な車種のインプレをご紹介できればと考えております!


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