Team TATARA 2025年鈴鹿8耐への挑戦!

Team TATARA 2025年鈴鹿8耐への挑戦!

2023年の鈴鹿8耐で3位表彰台を獲得した実力チーム、Team TATARAが2025年の鈴鹿決勝に挑みました。iMotorcycle JapanはSC-ProjectエキゾーストとWRSウインドスクリーンで参戦マシンRSV4 Factory 1100をサポートし、共に戦いました!今後のTATARAの飛躍を感じさせるレースの様子をレポートします!

■ Team TATARAの2025年鈴鹿8耐への挑戦

皆様、こんにちは。iMotorcycle Japanです。

2025年8月、真夏の鈴鹿サーキットで開催された「鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」。

共に現役MotoGPライダーを起用したHonda HRCYAMAHA RACING TEAMの直接対決、Hondaの鈴鹿4連覇達成など、話題に事欠かないイベントとなりました。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

単なる勝敗だけでは語ることができないのも鈴鹿8耐の良さ。ライダーやメカニック、監督やスタッフ…それぞれの努力や想い、そして8時間という長丁場を共に戦い抜く一体感が凝縮されている舞台です。だからこそ、国内外の多くのチームが「特別なレース」と位置付け、挑戦し続けています。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

その特別な舞台に、私たちiMotorcycle Japanが継続サポートするTeam TATARAも挑みました。マシンはイタリアのApriliaが誇るフラッグシップスーパースポーツのRSV4 Factory 1100('21-25年式)

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

そしてその走りを支えたのが、MotoGPやWSBKなど世界最高峰の選手権のレースで活躍中のSC-ProjectのエキゾーストとWRSウインドスクリーンです。

■ Team TATARA & Aprilia RSV4 Factory 1100

本ブログで度々ご紹介している通り、Team TATARAは全日本ロードレース選手権ST1000クラスに唯一のAprilia RSV4 Factory 1100でレギュラー参戦する実力派チーム。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

2023年の初参戦の鈴鹿8耐では3位表彰台を獲得し、その名を一気に広めました。そして、iMotorcycle Japanでは全日本ロードレース選手権はもちろん、鈴鹿8耐においてもSC-ProjectのエキゾーストシステムとWRSウインドスクリーンをサポートしています。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

全日本ロードレース選手権は数十分間のスプリント形式。速さと勝負勘、瞬発力が求められます。

一方の鈴鹿8耐は8時間に及ぶ「耐久」レース。長時間にわたる灼熱のサーキットで、マシンのタフさ、ライダーの集中力と体力、メカニックの緻密な作業やチーム戦略といった総合力が試されます。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

だからこそ鈴鹿8耐は「完走するだけでも価値がある」と言われ、特別なレースとされているのです。

■ 困難を乗り越え、走り切った2025年鈴鹿8耐

Team TATARAにとって、2023年の鈴鹿8耐の初表彰台の記憶を再び!という期待はあったはずです。しかし、2025年の鈴鹿8耐は、順風満帆ではありませんでした。

数度の転倒などもあり、残念ながら上位でのゴールは果たせませんでした。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

レースを終えた和田 留佳選手は「悔しい ただ悔しい 次は必ず」、綿貫 舞空選手は「結果を残せなかった自分がとても悔しいです。同じミスを繰り返さないようもっと強くなって帰ってきます。」と悔しさを滲ませながら振り返っています。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

和田選手と綿貫選手、二人の若手ライダーの気迫の走りとイタリア人ライダーMatteo Baiocco (マッテオ・バイオッコ)選手のベテランの走りなど、チームが一丸となって困難に立ち向かい、ゴールを目指す姿は、記録には残らない耐久レースの価値をあらためて感じさせてくれました。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

最終的に157周を走行したTeam TATARAは、残念ながら規定の周回数(1位のチームの75%の周回数)に達することができずに記録上「完走」扱いにはなりませんでしたが、鈴鹿8耐を立派に「走り切った」といえる結果でした。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

■ SC-Project WRSが支えた鈴鹿8耐の現場

結果が伴う時も、伴わない時もあるのが「レース」の現実です。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

SC-ProjectやWRSはMotoGPやWSBKといった世界最高峰の舞台で戦いつづけているトップブランド。勝敗を経験する中、切磋琢磨されてきたからこそ、高い性能を実現することが可能となり、結果、多くのトップチームから厚い信頼を獲得してきました。

SC-ProjectエキゾーストはRSV4 Factoryのエンジンのトルク&ピークパワーを高め

WRSウインドスクリーンの300km/hオーバーでも耐えられるしなやかさと強靭さが、RSV4 Factoryのエアロダイナミクスを向上させ、かつクリアな視界を確保

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

今回の鈴鹿8耐を走り切れた事実は、SC-ProjectとWRSの実力の高さの証です。

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

両ブランドがTeam TATARAの戦いを最後まで支えたことに大きな価値があります。そして、レース後に悔しさを口にした日本人若手ライダー達の言葉は、次の挑戦への意志と成長の期待を感じさせてくれるものでした。

Team TATARAは、今回の結果を糧に今後も飛躍してくれるでしょう。和田選手の「次は必ずリベンジします」、綿貫選手の「もっと強くなって帰ってきます」という言葉は頼もしさに満ちています。全日本ロードレース選手権2025年の後半戦、そして2026年の鈴鹿8耐に注目していきましょう!

Team TATARA 鈴鹿8耐 2025

SC-ProjectWRS、また、Sprint Filterといったイタリアンブランドを通じて、iMotorcycle Japanのレース活動への応援は続いていきます。

他にもDBKLighTechなど、イタリアのトップブランドを扱う弊社ですが、Aprilia RSV4 Factory 1100に適合する商品も多数取り扱っていますので、ぜひオリジナリティ溢れるレーススペックマシンに仕上げましょう!


コメントを残す

コメントは表示される前に承認される必要があります。